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あなたのHAPPYな暮らしって?

 

今日は、「家づくりはコミュニケーションが9割」(←どっかで聞いたようなフレーズ・・笑)

ということで、設計者と建て主さんとのあいだでの要望の共有についてです。

 

家づくりをする際、依頼先はどこであれ、まず初めに設計者に要望を伝えることから始まります。

場合によっては設計者との間に営業マンがはいることもあります。

「○○畳くらいのリビングダイニング」

「日当たりと風通しが良くて・・・」

「家族が集まる場所にしたい」

など、それぞれの思いがでてくるわけですが、

実は、この要望の伝え方によっては全く自分たちの意図が伝わらない、

あるいは、できあがったプランを見てもピンと来ないということになりかねません。

 

中には「あまり細かい要望を言ってはいけないのではないか?」と遠慮をしている建て主さんもいるようです。

「細かい要望=わがまま」と思ってしまっているパタンです。

これでは、家づくりが楽しくないですし、間違いなく後悔します。

 

逆に、最初のヒアリングでものすごーく具体的なご要望書をまとめている建て主さんもいます。

各部屋の大きさから、設備のスペック、断熱仕様、仕上げ材についてまで、

「仕様書」のようにまとめられています。

 

そうすると、このご家族にとっていい住まいとはなんだろう?ということが見えにくくなってしまいます。

お施主さん自身も、どれが大切なのかわからなくなってしまっていて混乱していることも多い。

 

私たちの場合、まずはじめに知りたいことは、

「ご家族にとって、幸せな時間はどんなときだろう?」

「これまでにどんな暮らしの記憶、空間の記憶があったのだろう?」 ということです。

 

そこで、これらを質問したりして暮らし設計のヒントをもらうわけですが、

考えたり書いたりすることが好きな方には、

あなたにとって、「家とは?」「暮らしとは?」というちょっと漠然としたテーマで暮らしマップを書いてもらったりもします。

 

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すると、好きなことだったり、いま困っていることだったり、これからの希望などのキーワードが出てきます。

書くということで、あらためて自分の暮らしを見つめることになるプロセスは、

お施主さんにとってもよい機会となるようです。

 

 

たとえば、福島での住宅ではこんなことがありました。

住宅展示場めぐりが好きで、私たちと出会う前にすでにあちこちのメーカーさんと話をしていたAさんご夫婦。

最初にお話する前に、こまかく具体的な要望をまとめたものを送ってくれていました。

そのひとつには 「土間が欲しい(観葉植物をおく)」という一文があり、そのほかにも、

とても事細かな要望がならんでいましたので、「家とは?」「暮らしとは?」のマップを書いてもらったのです。

 

するとご主人の「家」の先には「近隣関係」という言葉が続きました。

理由を尋ねると、

「単身赴任で疎遠になってしまったご近所さんと、昔みたいに行ったり来たり、宴会もできたら」

「そのときに、玄関からだと遠慮しちゃうから、昔の縁側みたいのがあるといいよね」

という言葉が出たのでした。

 

土間は、観葉植物も置くかもしれないけれど、ご近所さんとの交流の場でもあり、

そこでのコミュニケーションを今後の暮らしの楽しみともされているということ。

それをお互いに確認できたことが、Aさんの家づくりのキモだったように思います。

(土間空間の優先度が一気に 上位に躍り出たのです、笑)

 

そこで、私たち(設計者とお施主さん)はこんな暮らしのシーンをイメージし、

近所とのコミュニティ

 

このような空間↓へと具現化したのす。

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「伝わる要望書」とは、活き活きとした「暮らしのイメージ」が見えてくる要望書です。

「リビング○○畳」「日当たりの良い子ども室」「キッチンは対面式」という、ハードに関する情報よりも、

その場所で何をしたいか、誰といたいか、どんな風景を見たいか、

という、ソフトに関する情報が満載の要望書です。

 

そんな活き活きとしたごご要望をヒアリングでお聞きできれば

設計者のモチベーションもより一層、ぐーんとアップしてしまうんです(笑)。

 

いかに、自分たちの「HAPPY」を伝えることができるか、それが家づくり成功のカギ。

つまり、コミュニケーションが9割!ということです^^。