2022年12月01日
幼児が新しい住まいに住み始めて個室が必要になるのは中学生くらいからでしょうか。
それまでの12年間はパパ、ママとお布団は一緒、一人で子供部屋を使うことはほとんどないでしょう。
私達は、子どもたちの居場所がリビング、ダイニングと子供部屋の間にいくつか設けたいと考えています。
今日の気分で自分の居場所を自分で決める。親との距離感を自分で決める。
家族の気配を感じる中でそれができる。
それができる場所をできる限りとっていきたいと思っています。
そんな大げさなものではありません。
階段の蹴込み板を作らないだけで、椅子と机ができます。その程度のことで十分だと思っています。
また、階段の踊り場から小屋裏図書館~秘密基地みたいなところです~に行けるようにしたり。
階段の下にもそういう場所は取れます。
上の写真はロフトを設けた住宅の写真ですが、吹抜けに対してオープンにして、
一人っきりになっても、家族の気配を感じられ安心していられるようにしています。
小学生までの年頃は、いろいろなことを発見し吸収し、自分の世界をつくり上げていきます。
それが可能になる“居場所”は重要な場所だと思っています。
カテゴリ:コラム